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ニュースリリース

応用生物科学部 食品安全健康学科と生命科学部 分子生命化学科が跡見学園中学校高等学校の生徒たちに、高大連携授業を実施

2025年1月14日

教育・学術

応用生物科学部 食品安全健康学科と生命科学部 分子生命化学科の教員が12月24日(火)、跡見学園中学校高等学校の生徒たちに高大連携授業を実施しました。 跡見学園中学校高等学校では、同校理科教員と東京農業大学 応用生物科学部・生命科学部の教員が協力し高大連携授業「食べているものは化学物質・反応の塊であることを理解する実験」を実施。中学2年生から高校3年生まで の31名が参加しました。

中学生・高校生の生徒たちにとって、「生物」と「化学」は別物と捉えられがちです。しかし実際は、ヒトが食べている物は化学物質の塊であり、ヒトは食べることで化学反応を起こし、エネルギーに変えることで生きています。つまり、化学を理解することは生物が織りなす生命現象をより深く理解することに繋がります。

今回の授業では、家庭でもできる身近な化学反応をテーマに「なぜプリンはプルプルなのか?」「なぜpHによって食材の色を変えることができるのか?」について、化学物質を混ぜることで、いつも食べている食品が化学物質の反応物であることを理解することに取り組みました。実験中は、食品からの抽出液がpHによって色が変化することを見た瞬間に生徒さんから声があがり「牛乳と豆乳では固まり方が全然違うんだ」「レモン汁もごつごつに固まるのは驚きだ」など、「化学」を「食べ物」の視点から見るとどうなるかについてもグループで考察する発展学習を実施しました。

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