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ニュースリリース

農芸化学科 横田 健治 教授と農学科 篠原 弘亮 教授が共同研究成果の解説がバイオサイエンスとインダストリー誌に掲載されました。

2021年7月14日

教育・学術

きのこの細菌病害を防除する有用細菌の病害抑制メカニズムを解説

農芸化学科 横田 健治 教授と農学科 篠原 弘亮 教授が共同研究成果の解説がバイオサイエンスとインダストリー誌に掲載されました。
きのこ栽培において発生する細菌病害は、国内外を問わず重要な問題となっています。防除に有効な化学農薬がないため、微生物農薬の開発が期待されており、世界中で研究開発が進められています。
農芸化学科 横田 健治 教授と農学科 篠原 弘亮 教授の共同研究グループは、きのこの細菌病害に対して生物防除効果を示す有用微生物の探索と機能解析を行っていますが、このほど、シイタケから分離した有用細菌とその類縁菌について、きのこの病原菌が分泌する病原因子の生分解メカニズムを突き止めました。これまでの有用微生物には見られない働きで、新たなコンセプトに基づく実用的な微生物農薬の開発につながることが期待されます。
これらの研究成果を(一財)バイオインダストリー協会刊行のバイオサイエンスとインダストリー誌で解説しました。
なお、本研究成果は、東京農業大学農生命科学研究所の博士支援テーマ重点化プロジェクトの支援を受け実施致しました。

詳細情報

きのこを褐変化させる毒素tolaasinを解毒する細菌
横田 健治 富田 駿 篠原 弘亮

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