国際教育プログラム
国際教育プログラムについて
現代は国境という概念が薄れるほど各国が強く結びついています。日本のみで経済・政治が完結する時代ではないことは言うまでもありません。こうした時代に活躍できる能力を身につけ、一段と加速する国際化に対応した人材を輩出するのが本学の留学プログラムの目的です。
グローバルプログラムパンフレット
東京農業大学の国際教育プログラムを紹介するパンフレットです。
派遣プログラム
短期派遣プログラム
2024年度夏期短期派遣プログラムは、アメリカ実学研修、カンボジア実学研修、フィリピン語学&実学研修、カナダ語学研修、アフリカ展開力事業のケニアコースの5コースを予定しています。
【応募様式】
*カナダコースを希望する方は、申込時に必ずホームステイ申込書(カナダ)を提出してください。
【各コース概要】
【説明会】
4/19(金)に、2024年度夏期短期派遣プログラムの説明会を開催しました。
2024年度夏期短期派遣留学は、アメリカ実学研修・カナダ語学研修・カンボジア実学研修・フィリピン語学実学研修、アフリカ展開力事業のケニア実学研修の5コースを予定しています。
短期留学は、夏期もしくは春期休業中の2週間から4週間実施しています。海外協定校の施設を利用し、学生との交流を行ない、農村や農業関連企業などを視察し派遣国の食農環境を学びます。本学の海外協定校のうち、ミシガン州立大学(アメリカ)、ハイランズ・アンド・アイランズ大学(スコットランド)、ソコイネ農業大学(タンザニア)、ジョモ・ケニヤッタ農工大学(ケニア)、国立江原大学(韓国)、カセサ-ト大学(タイ)、中国農業大学(中国)、国立中興大学(台湾)で実施しています。この他にブリティッシュコロンビア大学(カナダ)、フィリピン大学ロスバニオス校では短期語学研修を実施しています。
この短期留学の目的は、自国と異なる環境下で営まれている農業を体験し、相手国の社会や異文化を理解することにより、視野の広い国際感覚豊かな人物を育成することにあります。また、学生にとって海外での体験は大きな刺激となり、帰国後の学生生活に新たな目的意識が芽生えてきます。
2023年度夏期は、カナダ・ブリティッシュコロンビア大学(語学研修)とアメリカ・ミシガン州立大学(実学研修)、カンボジア・王立農業大学(実学研修)、ケニア・ジョモケニヤッタ農工大学を実施し、カナダコース25名、アメリカコース10名、カンボジア8名、ケニア16名を派遣しました。
短期留学体験記(2023年夏期プログラム)
- 二ツ森 惣成さん/カンボジア:王立農業大学(短期実学研修)
- 都築 有南さん/アメリカ合衆国:ミシガン州立大学(短期実学研修)
- 神尾 彩希さん/カナダ:ブリティッシュコロンビア大学(短期語学研修)
- 澤井 優希/ケニア:ジョモケニヤッタ農工大学(世界展開力強化事業・短期実学研修)
長期留学
世界各地の農学系の海外協定校に、本学の学生が1年間又は半年間留学するためのプログラムです。
渡航準備金が支給され(地域により金額が異なります)、留学期間中は本学の授業料が免除されます。留学費用は、希望留学先により異なります。
留学期間中の本学における学籍は「留学」となり、本学在籍年数に含まれます。留学先協定校においては、Visiting Studentとしての待遇を受けますが、学籍上は正規学生と同様に扱われ、正規の授業を履修、単位を修得することができます。
海外協定校で修得した単位は所定の手続きにより、学部生は、他学科・他学部聴講修得単位合計30単位、大学院生は10単位を上限に卒業要件の単位として認定されます。
募集は毎年春と秋の年2回、学部1年次生以上および大学院生(派遣時は学部2年次生以上および大学院生)を対象に行います。
【募集要項】*応募資格要件に一部変更がありました(UBCのGPA、WUの英語スコア)。
海外協定校長期派遣プログラム応募状況および派遣実績(2023年度まで)
【応募書類】
長期留学体験記(2023年度)
海外留学奨学金検索サイト
帰国報告会
短期留学した学生は例年10月中旬、長期留学した学生は10月上旬に帰国報告会を開催しています。
受入プログラム
本学では国際教育の一環として海外協定校から短期と長期の学生を受入れています。受入プログラムにより海外協定校学生と本学学生との交流は活発に行われています。
短期留学
- タイ・カセサート大学(2019年6月12日~6月25日)
- アメリカ・ホフストラ大学(2019年6月12日~7月4日)
- 台湾・国立中興大学(2019年7月10日~7月23日)
- アメリカ・ミシガン州立大学(2019年7月24日~8月1日)
- 中国・中国農業大学(2019年8月21日~9月3日)
- 韓国・国立江原大学(2019年9月17日~9月23日)
- ロシア・極東連邦大学(2019年10月16日~10月23日)
- メキシコ・チャピンゴ自治大学(2019年12月3日~12月13日)
外国人教員招聘
(Patricia Welch教授,Hofstra 大学,ニューヨーク,アメリカ合衆国)による教育効果
①Life history and application of Landscape plants
Patricia Welch教授 (Hofstra 大学,ニューヨーク,アメリカ合衆国)は,日本文学の研究者であり,日本での長い生活・教育経験もある。「東京学」として,下町生活の中で生まれた文化と植物との関係,それが現在の日本人の衣食住に与えた影響など,私たち日本人では気付かなかった点を鋭く指摘し,受講者の学習意欲を高めた。(Hofstra大学学生13名と共同開講, 2018 年6月20日~7月5日及び2019年6月14日に実施)
- ②造園学特論
日本文化の代表である日本庭園の構成などは,日本の伝統芸能である能,狂言と共通する点が多い。能や狂言の歴史,その成り立ちに関するPatricia Welch教授 (Hofstra 大学,ニューヨーク,アメリカ合衆国)の解説によって庭園や公園の設計の基礎的学習に大きな影響を与えた。
(Hofstra大学学生13名と共同開講, 2018 年6月20日~7月5日及び2019年6月14日に実施)
CIEP・ISS
例年に引き続き、2023年度もSalvador Peralta Catelo教授をUniversity of the Philippines Los Bañosから招聘し、海外協定校及び本学学生47名が参加し、本学世田谷キャンパスにおいて開講されたComprehensive International Education Program(CIEP)及び世界学生サミット(ISS)におけるアドバイザーを担当していただきました。
CIEP(実施期間:2023年7月23日~2023年8月2日)は講義、フィールドトリップ及びグループワークから構成されており、体験的な学修を通じて、学生が多角的な視点から日本と世界の農業を理解できるようになっています。また、約10日間のプログラムを終了すると以下の2科目4単位を修得することができます。
①Field Study of Food and Environment
②Sustainable Agriculture in Asia
CIEPではグループワークを通じ、各国の学生同士で意見交換をさせることで、それぞれの国が抱える農業の問題点に対する学生の理解を深めました。
また、学生に各国の農業の実態を比較させ、解決策をまとめて英語で発表させることで、英語力の向上だけではなく、プレゼンテーション能力を高めることにも繋がりました。
ISS(実施期間:2023年8月3日~2023年8月6日)の2023年度のテーマは「Youth contribution toward global agricultural and environmental innovation in achieving sustainability focusing on food security and health(食料安全保障と健康における持続可能性達成に向け、地球規模での農業と環境の革新を起こすために若者ができること)」でした。世界19ヶ国・地域の学生と教員が集まり、食料、農業、環境及び教育問題に関して海外協定校アドバイザー講義及び少人数グループでのディスカッションを重視しました。2024年度のテーマは「Youth Actions and Collaboration towards Resilient Food Systems and Environmental Conservation」に決定しました。
Catelo教授にはグループディスカッションにおけるアドバイザーとしての役割及び講義を担当してもらい、参加学生の農業経営に関する理解を高めました。
長期留学
Visiting Studentとして、半年~1年間本学にて授業の履修と研究室活動をする学生も受け入れています。
外国人研究生
本学大学院博士前期課程あるいは博士後期課程入学希望者のための本学における研究活動及び大学院進学準備期間として、外国人研究生の受け入れを行っています。
詳細はこちらからご確認ください。
お問い合わせ
東京農業大学
グローバル連携センター
- TEL
- 03-5477-256003-5477-2560
- FAX
- 03-5477-263503-5477-2635
- tuacip@nodai.ac.jp