東京農業大学と網走漁業協同組合の共同研究「ビノスガイの利活用に関する基礎的研究事業」に関する成果報告会を実施
2026年5月13日
教育・学術
東京農業大学と網走漁業協同組合は4月23日(木)、東京農業大学オホーツクイノベーションベースで共同研究「ビノスガイの利活用に関する基礎的研究事業」に関する成果報告会を実施しました。

「ホンビノスガイ」は千葉県沿岸で漁獲され消費拡大が図られている二枚貝ですが、一方で東北から北海道沿岸に生息する「ビノスガイ」はホッキガイ漁(ウバガイ漁)時に混獲されるものの特有のえぐ味を有するため、これまで販路がなく、貴重な水産資源としての利活用が求められています。

ビノスガイ
成果報告会では「ビノスガイの化粧品素材としての検証」、「ビノスガイの食用利用」について研究内容と4月23日(木)時点の成果について発表があり、ビノスガイのむき身を具材としたカレーやせんべいの試食会や意見交換が行われました。

白北寄(しろほっき)ごろ旨カレー

まるごと!白北寄ぱりせん(デンプンべース)

同(小麦粉ベース)
また、次年度に向けた取り組みの検討内容についても報告されました。
次年度へ向けた取組の検討:令和8年度以降の共同研究の提案
〇ビノスガイの化商品素材としての検討の継続
○ビノスガイカレー(市内飲食店販売&レトルト製品)での販売方法検討
○ビノスガイせんべい(小麦粉&澱粉版:何れも網走産強調)製造の委託先検討
○ビノスガイチップ等の試作と商品化の検討
〇ビノスガイ魚醤油の仕込みと製品化の検討
〇短期(10日前後)養殖による味質改変の検討
〇商品名称などの検討並びに商標登録などの検討
当日は会場に複数の報道関係者が訪れ、東京農業大学と網走漁業協同組合の取り組む「ビノスガイ」利活用をテーマにした共同研究への注目度の高さが伺えました。
東京農業大学が今後も「食と農」に関わる教育研究の知見を活かし、地域課題の解決に貢献していきます。
