東京農業大学をパリ・サクレー大学のラファエル・オーモン教授が視察
2024年5月28日
教育・学術 国際交流・留学
5月23日(木)、東京農業大学をパリ・サクレー大学のラファエル・オーモン教授と駐日フランス大使館 科学技術部(SST)の科学技術担当官らご一行が視察しました。
ラファエル・オーモン教授は分子ガストロノミーを専門とし、食材を化学的に分析し、分析結果をもとに調理法を改善していく研究を行っています。
最初に国際センターのカンファレンスルームにてディスカッションを実施。矢嶋 俊介 副学長が歓迎の言葉を伝えるとともに、東京農業大学の教育理念や国際的な取り組みについて紹介。ラファエル・オーモン教授は自ら研究内容や分子ガストロノミー、フードペアリング、宇宙食の開発等について熱く語りました。
その後、ご一行は醸造科学科の各研究室と食品加工技術センターを視察。醸造微生物学研究室では門倉 利守 教授が、調味食品科学研究室では前橋 健二 教授が、食品加工技術センターでは小野 航 助教がそれぞれの研究内容や成果を紹介しました。研究室内では酒類の官能評価も行いながら、活発に意見交換を行いました。
最後に国際センターに戻り、山本 祐司 学部長から農芸化学科の教育と研究、企業・産業界との共同研究が活発に行われている事やその事例の一部が紹介されました。駐日フランス大使館の皆さまからは両国間の学生交流、企業間マッチングの可能性が語られ、今後の発展性についてディスカッションを行いました。
東京農業大学は今後も仏日両国の学術交流を推進し、新たな研究成果の創出に努めていきます。