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ニュースリリース

低ストレス、簡易、迅速な牛の早期妊娠の予測に成功|バイオサイエンス学科 小川 英彦 教授

2021年8月19日

教育・学術

 東京農業大学生命科学部バイオサイエンス学科の小川英彦教授、東京農業大学生物資源ゲノム解析センターらの研究グループは、北海道大学大学院農学研究院の高橋昌志教授らの研究グループ、北海道立総合研究機構酪農試験場と共同で、人工授精後17-18日目に採取した牛の子宮外組織である腟壁において妊娠特異的に発現が増減する遺伝子情報を指標として、RT-LAMP(Reverse Transcription-Loop-Mediated Isothermal Amplification)法により取得した複数ターゲット遺伝子の増幅情報を用いた機械学習モデルを作成することで、85%以上の感度及び特異度で早期での妊娠の成否を予測することに成功しました。
 併せて、簡易迅速に腟粘膜組織サンプルの採取が可能な器具を開発し、牛へのストレスを減らした採取手法を確立しました。

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