ホーム研究活動学生が挑む!研究紹介地域別にみるマツの手入れに関する実態調査を実施 地域別にみるマツの手入れに関する実態調査を実施 2012年12月7日 平成24年3月卒 緑地建設・植栽学研究室 地域環境科学部造園科学科編入学 渡邉大介 故郷の香川で観るマツと、東京や京都で観るマツでは樹形が異なっていることに気づき、手入れ方法が違うためではないかと考えた私は、それを検証して論文にまとめる研究を仲間と共同でおこないました。金沢、東京、京都、香川、福岡の5地域の手入れ方法を調査するため、日本造園組合連合会に依頼をし、各地域の方を紹介してもらいました。そして実際に現地に赴き職人さんにヒアリング調査を実施。地域ごとに春先におこなうみどり摘みや、秋におこなうもみあげの手入れ手法に特徴的な違いがあり、それを文章で明確にすることをめざしました。マツの手入れには、気象条件が異なる地域それぞれに独自の伝統的手法が根づいており、それが樹形の違いにも関係していることがわかりました。 前のページ 次のページ