実用技術が身に付くギュっと中身がつまった2年間
2010年10月15日
平成19年3月卒 緑地計画研究室 日比谷花壇帝国ホテル店勤務 星貴朗
福島県出身。自然、特に植物や樹木が好きで造園学に興味を持った。オープンキャンパスで訪れた時、環境緑地学科の先輩たちは異口同音に“楽しい、楽しい”と言う。みんなが口を揃えるには理由があるはず…。この学科に対する興味が俄然、わいた。
環境緑地学科は約90人。全員の顔を覚えられる人数。それだけに親しくなるのも早い。同じ分野に興味を持っているだけにいっそう。
先生も学生の名前をみんな覚えていてくれ、学生との距離も近い。一言でいえばアットホーム。先輩たちが“楽しい”と言ったのは、「この雰囲気のことだったんだなぁ」、と実感。
中身がつまっているだけに授業はハード。2年前期までは朝から夕方までびっしり。「大学生は遊べる…」は都市伝説?!
2年9月に編入試験にチャレンジ。しかし「桜散る…」。編入することしか考えてなかったので、それから就活。まずはアルバイトをしていた会社に聞いてみると…。そこが日比谷花壇の帝国ホテル店。就職が決まったのは11月だった。
花の勉強も兼ねて1年前から同店でアルバイト。仕事は主にフラワーアレンジメントだった。最初はまったく未経験だったが徐々に面白さに開眼。結局、その技量が認められ、新卒採用期間は過ぎていたものの、入社できることに。
卒論の準備はしていた。幻の卒論テーマは「環境共生住宅地における緑の意識調査」。
研究室では室長を務め、リーダー的存在だった。
高校生へのエール「あくまでも本人次第だけど、やる気があれば、存分に勉強ができる環境が整っている大学です。あと、素晴らしい仲間に出会えること、請け合いです」。