東京農業大学

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学生が挑む!研究紹介

バランスの取れた日本型食生活を取り戻すために

2010年10月15日

平成20年3月卒 流通経済論研究室 エスフーズ(株)勤務 能村美希

日本の食生活は時代とともに変化し、最近ではインスタント食品などの普及により、食生活のバランスが崩れています。そうした中、日本古来の伝統的な食材や小規模生産の上質な素材を守っていこうとする日本型スローフード活動が注目されています。私はこの活動を卒論のテーマに選びました。調べていくうちに分かったのは、日本の食を取り巻くさまざまな問題点は、もともとは私たち消費者が利便性を追求し、輸入農産物への依存などを強めた結果だということです。また、このような状況下で、最近になって、地場の食を見直そうという動きが出てきている現状を知ることができました。農家による直売店経営や学校給食への地場農産物の使用、食農教育の導入などは、農と食との距離をより近くし、食生活を見直す良い機会になっているようです。肩に力を入れるのではなく、スローフードを適宜取り入れていくことが、バランスのとれた日本の食につながっていくということを実感しました。

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