ホーム研究活動学生が挑む!研究紹介2つの道産品を使った、新しいスイーツを開発・商品化 2つの道産品を使った、新しいスイーツを開発・商品化 2010年10月15日 平成22年3月卒 食品資源利用学研究室 (現資源利用学研究室) 小岩井乳業(株)勤務 増田美紀 冷凍すり身製造技術の開発に重要な役目を果たした網走市は、スケソウダラをブランド魚に選定しています。魚の健康機能や消費者の嗜好変化もあって、すり身価格も高騰し水産ねり業界は苦境に立たされています。そこで、網走産スケソウダラを使った新しい加工食品を開発。卒業論文のテーマは「おさかなスイーツの開発」。北海道は日本一の小麦産地です。この2つを利用したおいしいスイーツが開発できれば、北海道の基幹産業である水産業、農業、観光業に貢献できます。開発を試みたのはドーナツです。材料の配合割合や順序が違うだけでまったく違う製品になってしまうなど、試行錯誤の連続でしたが、ついに完成。試食をお願いした市民から高評価をいただき商品化。製品は機内誌にも紹介され、とても達成感がありました。卒業後の勤務先は食品会社です。商品開発に携わることが目標です。低カロリーでおいしいスイーツを開発して、日本中の女性を喜ばせたいと思っています。 前のページ 次のページ