東京農業大学

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学生が挑む!研究紹介

トラフグの雄化にチャレンジ

2010年10月15日

平成22年3月卒 アクアゲノムサイエンス研究室 (株)科学飼料研究所勤務 平山聖登

皆さん。トラフグの身よりおいしい部位、御存知ですか? 実は、それ、白子です。白子は、1kgの雄1尾から、約200g。しかも、季節限定です。そのため、白子は100gあたり5000円もします。そこで、トラフグを雄にする研究が様々な研究機関でおこなわれています。最近、低水温処理が雄化を誘導することが報告されましたが、雄化のメカニズム、高い生存率・成長率で雄にする技術は未だ確立されていません。そこで私たちは、安心・安全・安価な手法にてトラフグを雄にする実験に取り組みました。この実験は産学官連携プロジェクトで、詳細はまだご紹介できませんが、実験は成功。私たちは高い生存率・成長率で雄にすることに成功しました。また、雄化のメカニズムも一部を解明しました。就職先は、JA全農グループの養魚飼料部門です。卒論研究で培った飼育や実験などの技術で、次世代の水産業の発展に貢献したいです。

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