東京農業大学

メニュー

学生が挑む!研究紹介

食品小売市場の成熟期におけるスーパーマーケット戦略を研究

2012年12月7日

平成24年3月卒 食料経済研究室(フードビジネス) 早稲田大学大学院政治研究科進学 船津崇

食品スーパーは、食品業界の中で消費者に最も近い存在であり、その業績は食品製造業、さらに農家などの生産者にも大きな影響を与えます。したがって近年低迷ぎみの食品スーパー各社が、新たな取り組みを講じることで業績を向上することができれば、食品業界全体がより活性化するはずです。そこで私は、スーパー業界で成長を続けるヤオコーの惣菜事業に注目し、その取り組み内容を明らかにすることをめざしました。同社でのヒアリング調査と事業資料から考察した結果、(1) 惣菜品製造に関する知識・技術を社員教育の中心に、(2)生産者と直接連携して規格外の食材を活用し生産者にもメリットを還元、(3)他社製品を徹底的に研究し納得のいく製品開発を実践、という事業の3大機軸が読み取れました。社員教育の充実や生産者との連携は、中小企業でも取り組むことが可能です。今回私のまとめた論文が、スーパー業界によって活かされることがあればうれしく思います。

checktheweb_0164_img_02.jpg

checktheweb_0164_img_03.jpg

checktheweb_0164_img_04.jpg

checktheweb_0164_img_05.jpg

checktheweb_0164_img_06.jpg

checktheweb_0164_img_07.jpg

checktheweb_0164_img_08.jpg

checktheweb_0164_img_09.jpg

ページの先頭へ

受験生の方