東京農業大学

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学生が挑む!研究紹介

国際協力のあり方を問い直す

2010年10月15日

平成19年3月卒 国際農業開発学研究室 青年海外協力隊(ミクロネシア連邦) 吉野文菜

高校時代、漠然とでしたが、国際協力に興味をおぼえ、将来、参加できる道を考えて東京農大へ。授業でさまざまな国際問題を学ぶうち、興味は強い関心、責任感に変わっていきました。卒論のテーマも「日本における国際協力の現状と課題」に。とくにODA(政府開発援助)について、現状では本当に相手国の国民、援助を必要とする人たちに喜ばれているか、疑問に感じました。たしかに調べるうちに援助の難しさも痛感しましたが、それでも、もう一度誰のための援助か、原点に戻って考え直す必要があるのでは、と思いました。  ところで私は3年生のときから「コース生」という制度を利用して、研究室に所属しないで卒論指導だけを受けて卒論を書き上げました。実は部活動(剣道)が忙しく、研究室との両立が難しいと判断したからです。週に一度、他の研究室生と一緒に「卒論ゼミ」だけを受講するわけです。コース生になるにはとくに基準や資格はありません。卒論をまとめるのはもちろん、研究室生とも仲良くなれて、この制度を利用してよかったと思います。研究、部活、それぞれスイッチを切り替えて一生懸命、集中することが両立できたコツだと思います。
  • 剣道は中学生のときに始め、4段。大学生では最高段位の腕前。東京農大三高時代には関東大会出場、大学では理工学部系大学の関東大会で優勝の成績を収める。

  • 「東京農大剣道部は男子は強豪ですが、女子はまだまだ。これから後輩の活躍に期待したいですね」。

  • 授業では宮古亜熱帯農場での実習がよき思い出。「メロン農家で働き、トラックの荷台に乗って移動したり。滅多にできない経験がたくさん積めました」。

  • 大学時代に農業と理科の教員免許を取得。ミクロネシアでは理数科教師として、現地の中高一貫校で教える予定。「実は将来、教員になるか、青年海外協力隊になるか迷っていました」ということだから、二つの夢が同時に叶ったということ。

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