東京農業大学

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学生が挑む!研究紹介

芝草葉身中の成分分析と芝生管理の関係性を考察

2012年12月7日

平成24年3月卒 造園地被学研究室 (株)オフィスショウ(味の素スタジアム)勤務 勝矢真美

近年、ゴルフ場の芝草を葉身分析によって健康診断す る研究がおこなわれていますが、サッカー場等の競技場の芝草を対象とした研究は少ないのが現状です。そこで私は、味の素スタジアムに生育する芝生を採取して、葉身の中に含まれる成分量を測定。そのデータをもとに、芝草体内がどのように季節変動し生育しているか、芝生の管理作業によってどのような体内変動をしているかなどの把握をめざしました。サンプルは6月下旬から2週間ごとに採取。毎回実験室に持ち帰り分析をおこないました。測定結果はその都度表にまとめグラフ化しました。また、実際の管理作業工程表を味スタのメンテナンス会社から入手し、その資料をもとに測定結果と管理作業の整合性の分析も実施。成果としては、測定項目のカリウム・リン酸・硝酸態窒素・グルコース・フラクトースの5つの体内変化として、全体的に夏季に低下し冬季にかけて上昇するなどの季節変化を読み取ることができました。

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