ホーム研究活動学生が挑む!研究紹介地域、住民に合った癒しの場を提供したい 地域、住民に合った癒しの場を提供したい 2010年10月15日 平成19年3月卒 自然環境保全学研究室 (株)日比谷花壇勤務 朝日隆太 造園科学科で学んだ設計・施工の知識は、今でも本当に役立っています。研究室もそうだったのですが、造園の基本は徹底した「現場主義」。まずは現場に行き、住んでいる人の顔を見て、意見や要望を聞いて、はじめて環境づくりの提案ができるのです。 たとえばこちらがプロであっても、押し付けは絶対にダメ。その街に合った緑や花壇づくりを提案し、住民が心から喜べる「癒しを提供」できなければいけないということを学びました。 卒業論文では街の花壇に対する住民の認識・行動分析を試みました。そして、多くの人が意外なくらい積極的に、花の街づくり参加したいと思っていることも知りました。だったら、やっぱり、その人たちの意向をしっかり把握する必要があります。 今もそれを忘れず、お客様それぞれに「癒しを提供」していきたいと思っています。 環境問題には高校時代から興味あり。知識だけでなく、自分の手でその解決に貢献したいという思いが進学動機に。 授業で印象深かったのは、神奈川県の厚木でおこなった演習で、「緑の基本計画」。知識を街作りに当てはめようとしても上手くいかないことを体感。まずは、その街のことを知ること。その街にあった計画を作ることだ。 通学は自転車で10分。「キャンパス周辺は住みやすくて、できれば社会人になっても住み続けたかったぐらい…」 アルバイト経験豊富。環境コンサル、設計事務所、庭師の助手などの仕事は、「勉強になりました」。時給は800円〜1000円ぐらい。 イラストレーター操作の熟練度高し。 日本レジャーレクリエーション学会に出席し、卒論で研究した内容を発表したのもいい思い出。「プレゼン経験は今も生きています」。 就職活動を本格的にはじめたのは3年の1月頃。4年の4月には内定。 自然環境保全研究室は「室員の色が濃い」「自分の意見を持ってる人間多し」「けっこうまじめ」「山好きが多いかも」 将来は「ブライダルプランなどの企画に携われればと思っています」。 前のページ 次のページ