ホーム研究活動学生が挑む!研究紹介ハウス栽培の暖房を化石燃料から木質バイオマスへ ハウス栽培の暖房を化石燃料から木質バイオマスへ 2010年10月15日 平成21年3月卒 建設システム工学研究室 (株)サカタのタネ勤務 近藤雅彦 化石燃料に依存する農業からの脱却を図るため、私は木質バイオマスに着目し、固体燃料に用いることを想定した研究をおこないました。燃料の原料は乾燥させた生木ですが、生木では燃焼時のエネルギー効率が低いため、水蒸気改質処理をおこないます。これで短時間にエネルギー効率の高い試料になりますが、実際の利用を考え、大型装置で大量の生木の改質処理に挑戦しました。化石燃料の使用が大部分を占める農業用ハウスの暖房に、この燃料を用いることができれば、大幅なCO2排出抑制に繋がります。 前のページ 次のページ