アフリカの乾燥地帯に希望を与える陸稲品種、ネリカの研究
2010年10月15日
平成19年3月卒 地水工学研究室 東京都中学校技術教諭 峠千鶴
ネリカは長粒米で、味も同じ長粒米のタイ米に近い。アフリカの主食である雑穀類よりも栄養価は高く、栄養失調の軽減も期待できる。また現金収入の糧にもなる。今回の実験で耐乾性が証明されたことから、アフリカの半乾燥地域でも栽培できる可能性が高まった。
中学生の頃から自然や環境の学びたいと思うようになった。
農大での4年間は農家での実習をはじめ、他では経験できないことができた。3年生の夏には1ヶ月間、タイに農業体験留学も経験。タイでもジプチでも、貧しくても“人の優しさ”を感じた。
サークルは「樺の木会」。剣岳など2800M級の山にも登った。
東京のコミュニティー放送局「エフエム世田谷」(83・4メガ・ヘルツ)で「農といえるニッポン」に出演。ネリカについての研究をリスナーに向け発表したことも。