ホーム研究活動学生が挑む!研究紹介農産物直売所の現状を調査し課題を分析 農産物直売所の現状を調査し課題を分析 2010年10月15日 平成21年3月卒 森林政策学研究室 群馬県農業高校教員 細野瑞穂 近年、農山村に多く存在する直売所。農業が衰退する現在、消費者の「農や食の安全性」への関心は高まり、そういった中で、生産者が明確で新鮮な農産物を提供する直売所は今後さらに増加する傾向にあると思われます。農山村に存在する農産物直売所は、どんな状況にあり、今後どうあるべきか。私が行ったアンケート調査では、直売所での生産者は年々増加し高齢化が進行中です。また9割の利用者が地元在住のリピーターのため、地産地消が展開されており、今後は食育や農業体験の場、生産者と消費者の交流の場として発展が期待されます。調査時には直売所で来店者にくまなく声をかけました。多くの方々から意見や要望を聞けたこと、それを店舗へ伝えた後に改善点がみられたことなど、大きな成果が得られました。 前のページ 次のページ