東京農業大学

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学生が挑む!研究紹介

木材工学の観点からスギの可能性を引き出す

2010年10月15日

平成20年3月卒 木材工学研究室 伊勢崎市役所 蛭川敬介

木材の中でも、国産スギの需要は拡大しています。背景にあるのは輸入材の減少や国内人工林が伐採期を迎えている事実。私は、木質材料の製造においては改良すべき点の多いスギを研究対象に選びました。 スギで合板を作製する際に単板を圧密化することで、粗いスギの表面が平滑化され、接着剤の使用量が削減できます。接着剤コストや環境対策という点から、木質材料を製造する際の接着剤削減は重要な課題です。私は通常の合板と圧密化単板によって接着剤を削減した合板の強度試験を行うとともに、接着層を顕微鏡で観察し、接着剤削減の条件を検討しました。 スギを研究したいと考えていた時にアドバイスをしてくれたのは先生方や研究室の仲間。卒業研究の内容を学会で発表できたのは、研究室生活のしめくくりとなる素晴らしい経験でした。

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