東京農業大学

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学生が挑む!研究紹介

メタン発酵に関する研究

2010年10月15日

平成20年3月卒 醸造環境科学研究室 オリエンタル酵母工業株式会社勤務 村松洋平

地球温暖化やエネルギー問題、廃棄物処理は現代社会において早急に解決しなければならない課題です。そこで廃棄物系バイオマスのメタン発酵は持続可能な社会の形成を達成できる手法として注目されています。 本研究室では食品廃棄物からのエネルギー回収技術の一つとして、維持管理が容易な生ごみの好気性可溶化プロセスを適用した新規の二相式メタン発酵システムを考案し、実験装置および、実証プラントによりその処理特性を評価してきました。本システムの前処理過程である好気性可溶化プロセスは、従来型の物理的な破砕法とはまったく異なる新技術であり、生ごみ溶解槽における有機物の分解プロセスは複数の細菌群が担っていると考えられています。本システムの安定した運転には、生ごみの前処理過程となる生ごみ溶解槽の細菌相や個々の細菌群の役割および機能を把握することが肝要です。 そこで本研究では、本システムの前処理過程として位置づけられる生ごみ溶解槽の細菌相を解析すると共に占有細菌の分離と分離菌の機能的役割を明らかにすることを目的として研究をおこないました。

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