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ニュースリリース

ヨーロッパ産黒トリュフの国際会議「TRUFFORUM TOKYO 2026」を開催 ~東京農業大学で「黒いダイヤモンド」の祭典~

2026年3月26日

教育・学術

東京農業大学は3月5日(木)、世田谷キャンパスにて欧州菌学研究所(以下、EMI)、一正蒲鉾株式会社と共同で、ヨーロッパ産黒トリュフ(Tuber melanosporum)に関する国際会議「TRUFFORUM TOKYO(トリュフォーラム・トーキョー)2026」を開催しました。

2017年にスペインで始まった「TRUFFORUM」は、科学者、生産者、シェフ、そして愛好家をつなぐ世界最高峰のトリュフ国際会議で、これまで欧州を中心に開催されてきました。

今回、アジアでは初めて東京農業大学で開催され、欧州から地下生菌研究の第一人者らが来日し、菌類学・林産化学の専門家の江口 文陽 学長とともに、科学、農学、美食、そして観光(トリュフ・ツーリズム)といった多角的な視点から高級食材・黒トリュフの最新知見を発表しました。

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黒トリュフ(メラノスポルム)

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最初に江口 文陽 学長が基調講演「日本におけるトリュフの現状と可能性」において、事前に輸送されてきたヨーロッパ産黒トリュフの成分分析を行った結果を紹介しながら、その機能性の高さについて言及しました。

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江口 文陽 学長

続いてEMI所長のフェルナンド・マルティネス・ペーニャ博士が黒トリュフの生物学的な特徴を解説。地中海性樹木との共生関係やその成長を左右する要因など科学的基礎を解説しました。

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EMI事務局長のホアキン・ラトーレ・ミンゲル博士は「ヨーロッパにおけるトリュフ観光」と題する講演を行い、欧州における複数の観光地での事例を紹介しました。欧州ではマイコツーリズムとして、森林や農園訪問、トレーニング活動、貿易活動、芸術活動、ウェルネス・ヘルス活動等と横断的に繋がる体験型の観光パッケージが確立し、その政治経済的な効果や意義を伝えました。

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さらにテルエル県トリュフ生産者協会(ATRUTER)の官能評価専門家 パロマ・ロレンテさんによるワークショップも実施。参加者はヨーロッパ産黒トリュフの実物を手にしながら解説を聴き、香りや触感による品質の見極め方やその保存方法等の理解を深めました。

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イベントの最後には試食会も行われ、東京農業大学のボランティア学生の協力のもとヨーロッパ産黒トリュフのカナッペが提供されました。

参加者は素材の魅力を引き立てるシンプルな料理で、黒トリュフの香りと味わいを堪能しました。

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東京農業大学は今後もヨーロッパと日本を繋ぐ科学の架け橋として、教育研究活動を展開していきます。

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