林学専攻 佐々木 綾香さん（博士後期課程 1年）が、9月8日～10日に開催された「第56回日本緑化工学会大会（会場 東京農業大学）」で優秀ポスター賞を受賞しました。

受賞した佐々木さん（右）と指導教授の橘教授

第56回日本緑化工学会大会（研究交流発表部門）優秀ポスター賞

【発表題目】石礫層の厚い生育基盤の透水性がクロマツとタブノキの引き倒し抵抗力に与える影響
【著者】佐々木 綾香・佐藤 貴紀・橘 隆一
【発表内容】
海岸林の津波等への防災効果を評価するため、生育基盤中に石礫を多く含む海岸林でクロマツとタブノキを引き倒し、その抵抗力を計測しました。結果、石礫の多い基盤では透水性が高く、クロマツではこれにより根系が発達し抵抗力が向上したと考えられました。この成果から、災害時に発生した瓦礫等の生育基盤材への活用が、より災害に強い海岸林造成に繋がることを期待できます。
【受賞者】佐々木 綾香さん（林学専攻　博士後期課程1年）

• 第56回日本緑化工学会大会

• 治山緑化工学研究室