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ニュースリリース

グローバル連携センター、フランス国内の教育・研究機関との戦略的パートナー連携を強化 ~欧州展開を軸とする国際連携の新たな展開へ~

2026年3月23日

国際交流・留学

東京農業大学 グローバル連携センターはフランスを欧州における東京農業大学との重点連携地域として捉え、フランス国内の教育・研究機関との戦略的パートナー連携を強化しています。

フランスはEU(欧州連合)において農地面積、農業生産額ともに最大規模を誇る農業国で、農業に関わる生産、研究、政策のいずれにおいても中心的な役割を担っています。

また、多様な地理的条件により醸成された伝統農業と地域の食文化が強く結びついたフードシステムを有し、そうした基盤をもとにINRAE(フランス国立農業・食料環境研究所)等の研究機関により展開される食、農、環境分野の研究力は世界トップレベルの水準を誇ります。

総合農学を探究する東京農業大学の教育・研究分野との親和性が高いことから、教育・研究・人材育成を一体化した戦略的パートナーとしての連携の強化を推進しています。

INRAE代表団が世田谷キャンパスを訪問 ~日仏連携の新たな一歩に~
(2025年10月3日)

2025年10月3日(金)、INRAE フィリップ・モーガン理事長、ピエール・マリー国際部長ら代表団が、在日フランス大使館 アデリン・ラソー科学技術担当参事官、フュリ・ギヨーム農業担当参事官らとともに世田谷キャンパスを訪問しました。

当日は、研究連携のターゲット分野、研究者交流、学生派遣プログラムの可能性について意見交換を行うとともに、サイエンスポート内の研究室等、施設見学を実施しました。

この訪問は単発の交流ではなく、持続可能な食・農・環境の未来を共創する長期的パートナーシップ構築の出発点と捉えています。

本連携は東京農業大学 客員教授を務める国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構) NARO開発戦略センターの後藤 一寿 副センター長が2023年にINRAEとの連携に関わるきっかけをつくり、INRAEとの構想形成および関係構築の継続的意見交換をもとに実現。日仏両国の公的研究機関と大学が連動して構築する新たな国際連携が本格的に動き始めた象徴的な機会となりました。

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École Supérieure d’Agricultures(ESA:アンジェ農業高等学院)特別セミナーを開催
(2026年1月19日)

東京農業大学との協定校のひとつであるESA(エザ:フランス・アンジェに本部を置く1898年設立の私立大学。2004年、東京農業大学と協定校に)より、セバスチャン・クーヴルール教授を世田谷キャンパスに招待し、特別セミナーを開催しました。

当日はESAの教育体系や国際プログラムの紹介に加え、フランス農業・酪農と食文化、地域社会との関係性についてご講演をいただきました。フランスにおける「農」と「食」と「地域」の統合的視点であるテロワールやガストロノミーが、東京農業大学が掲げる総合農学や実学教育とも深く響き合うことを確認できました。本セミナーは、欧州の食農理解と学生の留学への関心を結びつける重要なステップとなりました。

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INRAE研究者による 「食と健康」最前線セミナー を開催
(2026年2月13日)

INRAEより食と健康分野の研究を牽引するソフィー・ニクラウス上席研究部長を招待し、「食と健康 × 研究最前線」をテーマとしたセミナーを開催。フランスにおける食と栄養に関する研究や持続可能な食生活への転換など、食と健康をめぐる最先端の学術成果が紹介されました。

また、INRAE フロラン・シャザラン アジア戦略マネージャーはINRAEの国際戦略、とりわけ日本との研究連携の現状について紹介し、Horizon Europeをはじめとする欧州研究枠組みを背景に、今後の戦略的共同研究および人材交流の展望を示しました。

質疑応答では、参加者との活発な質疑応答を通じて、学生は国際的視座から食と健康を再考する機会を得ました。セミナーの後、総合研究所 太治 輝昭 所長、応用生物科学部 山本 祐司 学部長らとともに、今後の連携に関する具体的な協議が行われました。

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欧州展開(フランス)から世界へ

東京農業大学 グローバル連携センターは今後も、欧州との学術・教育ネットワークを強化させ、持続可能な社会の実現に貢献する人材育成に努めていきます。

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