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ニュースリリース

農学科 髙畑 健 教授が武蔵野市農業委員会による行政視察を受け入れ

2024年12月10日

教育・学術

農学科 髙畑 健 教授が10月31日(木)、普及活動を行う「ペピーノ」の栽培について武蔵野市農業委員会の行政視察を受け入れました。

「ペピーノ」は南米原産のナス科野菜で、髙畑教授が15年ほど前から栽培法等を研究。2017年には「根量減少植物栽培方法」として“リング処理”を施して高糖度果実を生産する技術も開発し(特許取得済)、現在「ペピーノ」はメロンの様な味わいをもつデザート野菜として認知され始めています。

武蔵野市農業委員会が以前から関心があったと言う「ペピーノ」栽培。実際に厚木キャンパスの栽培ハウスで髙畑教授からの説明を受けながら、“リング処理”された「ペピーノ」の鉢を興味深そうに視察しました。

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「ペピーノ」栽培ハウスを眼下に圃場の概要を説明

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“リング処理”を施している「ペピーノ」の鉢を前に説明

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“リング処理”のメカニズムや「ペピーノ」アイス、ゼリー等の試食を実施

今回の行政視察を終えて武蔵野市農業委員会は、同市において「ペピーノ」生産を試みようとする農業者が現れるかどうかは現時点では不明ながら、少量多品種栽培を行う武蔵野市の農業者にとって「ペピーノ」は一つの可能性を提示するのではないかと述べました。

東京農業大学は今後も農学科 髙畑 健 教授を中心に「ペピーノ」の普及と研究を推進し、新たな農業と食の可能性を提供していきます。

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