応用生物科学部と生命科学部の教員が「農学の学びの広がりを知る」をテーマに出張講義
2024年8月1日
教育・学術
応用生物科学部と生命科学部の教員が7月17日(水)、山脇学園中学・高等学校にて「農学の学びの広がりを知る」をテーマに出張講義を行いました。
出張講義には中学2年生から高校1年生までを中心に約70名の生徒・保護者が参加し、生命科学、食品安全、栄養学、医学、薬学、理学、工学、環境学、エネルギー学など幅広い分野に及ぶ農学の学びの広がりを感じていただきました。
実施した講義は6講義。入学センターによる東京農業大学への入試説明も行われました。
化学と生物の視点であらたな「食」を創造する(学部説明)
山本 祐司 学部長(応用生物科学部)
「味覚の不思議」
岩槻 健 教授(食品安全健康学科)
オトナは苦くて酸っぱくてまずいものを美味しそうに食べたり飲んだりしているけど、動物もそうなの?(パンダは竹や笹ばかり食べているけど、甘いもの食べたくないの?)
「発酵の力」でプラスチック問題を解決しよう!
曽 厚嘉 助教(醸造科学科)
生分解性プラスチックは微生物の発酵の力で生産および分解が可能です。それが具体的にどのような過程を経て分解するのか?その秘密を解明。
農学の概念を飛び出し、理学・工学・薬学をも取り込んだ先端研究により、農にまつわる生命現象の謎にチャレンジ(学部説明)
坂田 洋一 学部長(生命科学部)
「敵?味方? 微生物の大きなチカラ!」
鈴木 智典 教授(分子微生物学科)
微生物は目には見えませんが、私たちにとって最も身近な生物です。微生物の特殊な能力を研究することで、私たちの生活に役立つかも!?
「糖から病原体感染の仕組みを明らかにする」
浦井 誠 教授(分子生命化学科)
細菌やカビなどの病原体は「糖」で身を守る。この化学構造を調べ、新しい治療薬、診断薬の開発につなげる。