7月21日(木)UCバークレー村山斉 氏による特別講演「宇宙は何でできているのか」 開催
2016年7月18日
教育・学術
東京農業大学総合研究所研究会
【特別講演】
「宇宙は何でできているのか」
日時:平成28年7月21日(木)16:20?17:20
会場:《世田谷キャンパス》農大アカデミアセンターB1F横井講堂
《厚木キャンパス》本部棟2F大会議室
《オホーツクキャンパス》大講義室
※厚木とオホーツクはマルチメディアでの聴講となります。
【講演概要】
宇宙をわかるためには、宇宙を形作っている中身が分からないといけません。特に宇宙の始まりに遡ろうとすると、宇宙自身がどんどん小さくなるため、小さいもの、つまり素粒子が大事な役割をします。
こうして「宇宙は何でできているのか」は「宇宙がどうやって始まったのか」そして「宇宙の運命は何か」という問題につながってきます。特に宇宙の95%を占める暗黒物質・暗黒エネルギーの正体が重要です。
こうした宇宙と素粒子の関わりについて、簡単に解説します。
【講 師】村山 斉 氏
米カリフォルニア大学バークレー校 物理教室 MacAdams冠教授
東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構 機構長 特任教授
【講師略歴】
東京大学理学部物理学科卒業、同大学理学系大学院物理学専攻博士課程修了。理学博士。
専門は素粒子物理学。主な研究テーマは超対称性理論、ニュートリノ、初期宇宙、加速器実験の現象論。
現在は文部科学省の世界トップレベル研究拠点プログラムにより発足した東京大学数物連携宇宙研究機構(2007年10月時点)の機構長として、世界第一線の数学者・理論物理学者・実験物理学者・天文物理学者と協調し、各分野の知の融合を通し宇宙の根源的な謎を研究している。
西宮湯川記念賞(2002)
米物理学会フェロー(2003)
米国芸術科学アカデミー会員
日本学術会議連携会員
【著 書】
「宇宙になぜ我々が存在するのか」講談社(2013年)
「村山さん、宇宙はどこまでわかったんですか?」朝日新聞出版(2013年)
「宇宙を創る実験」集英社新書(2014年) ほか
学生、付属校生のみなさんも歓迎いたします。
申込不要です。ぜひご参加ください。
お問い合わせは、総合研究所まで。
TEL 03-5477-2565