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ニュースリリース

化学物質が子孫の精子形成異常を起こすしくみの一部を解明|バイオサイエンス学科 樋浦 仁 准教授

2021年8月13日

教育・学術

 化学物質が子孫の精子形成異常を起こすしくみの一部を東北大学加齢医学研究所医用細胞資源センターの丹藤 由希子助教、東京農業大学生命科学部バイオサイエンス学科の樋浦 仁准教授、東北大学加齢医学研究所医用細胞資源センターの松居靖久教授らの共同研究グループは解明しました。

 プラスチック可塑剤などとして使用されている化学物質「フタル酸ジエチルヘキシル」(DEHP)を妊娠期のマウスに投与すると、子孫で異常な精子形成が生じてしまう原因の一端を明らかにしました。
 本研究は、生物学と医学を題材とした学術誌『eLife』にオンライン掲載されました。

詳細情報

論文:Epi-mutations for spermatogenic defects by maternal exposure to Di (2-ethylhexyl) phthalate

著者:Tando, Y., Hiura, H., Takehara, A., Ito-Matsuoka, Y., Arima, T., Matsui, Y.
雑誌:eLife 10, e70322 (2021).
DOI:10.7554/eLife.70322

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