農芸化学専攻 齋藤 温子さんが「日本土壌肥料学会2024年度大会」で若手ポスター発表優秀賞を受賞
2024年11月5日
教育・学術
農芸化学科 齋藤 温子さん(博士前期課程2年)が9月3〜5日、福岡国際会議場で開催された「日本土壌肥料学会2024年度大会」で若手ポスター発表優秀賞を受賞しました.
日本土壌肥料学会は、食糧の生産に深く関係している土壌学、肥料学、植物栄養学の近代的な理論と技術体系を構築することを目的として、1927年に設立された学術団体です。以来、国土資源の保全に関連する環境科学の分野なども取り込んで発展を重ね、現在では約2,200名の会員を擁し、研究活動や技術開発の範囲も広がっています。
今回受賞した齋藤さんは、地球上にある全ての植物の4倍近い炭素を含有する「土壌」が、長い年月をかけてどの様に炭素を貯めていくのか。また、土地利用の変化に伴って土壌に貯まっている炭素量がどれくらい変化するのかについて日夜研究を行っています。
研究の遂行にあたっては農芸化学科の加藤 拓 教授、犬伏 和之 教授、大島 宏行 助教をはじめ、地域創成学科の町田 怜子 教授、下嶋 聖 准教授、茂木 もも子 助教、森林総合科学科の今井 伸夫 准教授、生物資源開発学科の山田 晋 教授からの学科や専攻を超えた学際的なサポートを受けて、若手ポスター発表優秀賞の受賞に至りました。
「日本土壌肥料学会2024年度大会」若手ポスター発表優秀賞
【発表題目】草地管理方法の違いが阿蘇外輪山東部の地下部バイオマスおよび土壌炭素蓄積量に与える影響
【著 者】齋藤 温子・坂上 翼・山口 滉太・町田 怜子・下嶋 聖・茂木 もも子・山田 晋・今井 伸夫・犬伏 和之・大島 宏行・加藤 拓
【受賞者】齋藤 温子さん(博士前期課程2年)