2020年度東京農大「学内研究プロジェクト」採択研究テーマを公開します

2020年7月2日

お知らせ

　東京農大は、教員の研究力の向上を支援することを目的として、特色ある学内研究課題を設定して、研究プロジェクトを広く募集し、農生命科学研究所研究プロジェクト審査委員会で審査し、学長が決定します。

　各研究課題は、本学の特色ある研究をさらに進展させるテーマです。日本最大の農学・生命科学系の総合大学として、海外協定校研究者や農研機構研究者との共同研究、学内コミュニティのなかで学部学科、自然科学・社会科学を越えた研究者が１プロジェクトに集結できる特徴があります。

　東京農大の研究力の向上は、本学学生の研究室活動、実験・実習・演習、講義の場での教育力の充実に直接活かさされるとともに、食・環境・健康・エネルギー・地域創成などSDGsの諸課題に対応し、農学・生命科学の領域研究を通じて地域社会・国際社会へ貢献しています。

　大学院における高度な研究を推進するとともに、教育研究基盤の充実を図ることを目的として、各専攻の研究戦略（研究課題）に沿った独自の研究をプロジェクトごとに実施しています。

　21世紀の時代的要請に応えるべく本学における戦略的な研究領域を設定し、「食の安全」「生物多様性」「ＳＤＧｓ」をキーワードとしたプロジェクトチームを立ち上げて、研究を推進しています。

　本学と海外協定校との教員レベルでの学術交流を基礎とした共同研究体制のもとに、世界共通の問題解決へ向けた活動によって、国際社会への貢献を目指す研究を推進しています。

　農研機構と本学の間で締結した包括的連携協定契約を機会として、将来の外部資金獲得、基礎研究の発展を踏まえつつ、研究成果の社会実装を目指す先導的研究に対し、双方から研究助成金を提供します。

　学部の研究力を結集し、人財育成と社会発信を含んだプロジェクトです。研究テーマや研究体学部長主導により学部の研究力を結集することで「特色・強み」を具体的に引き出し、将来的に社会貢献につながる農大らしい研究を推進しています。

　本学における若手・女性研究者の研究意欲及び研究能力の向上を図ることを目的に、研究者個人の独創的な発想を重視した研究活動を基礎研究、応用研究を問わず支援しています。