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ニュースリリース

加振器による振動および音を利用した発酵技術の開発について ~東京農業大学との共同研究を実施~

2020年7月1日

メディア

 この度、東京農業大学ではオンキヨー株式会社(大阪府寝屋川市、代表取締役社長 大朏 宗徳)と加振器による振動および音が発酵におよぼすメカニズムの解明と新規発酵制御法の開発について共同研究を開始します。

 同社グループが長年培ってきた音に関わる技術の開発に関連して、本学の応用生物科学部醸造科学科 徳田宏晴教授と共同で、発酵工程で加振器を活用し、より直接的に振動および音を酵母に聴かせることにより、発酵時の効果・効能の技術研究を行うものです。具体的には、同社が開発した加振器(Vibtone)使用し、様々な条件下で効果的な加振器の設置方法および加振の仕方、また音の周波数帯域を検証するとともに、菌体増殖・香気成分・各種有機酸などの分析を行います。

 この研究で得られた発酵のノウハウが食品業界に活用され、より豊かな食文化の醸成につながることが期待されます。

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