東京農業大学農友会山岳部 創部100周年記念展示のお知らせ
2025年5月27日
お知らせ
東京農業大学農友会山岳部は、1924年の創部以来、スポーツアルピニズムの追求を方針とし、国内外で多くの登山活動を実践してきました。昨年2024年には、創部100周年という大きな節目を迎えました。
山岳部は、戦前から北アルプスの厳しい山岳環境で登山活動を展開し、奥穂高ジャンダルム飛騨尾根や明神岳東稜の冬季初登攀など、数々の功績を残しています。また、アカデミックな視点を活かし、北千島調査隊を派遣するなど、登山の枠を超えた活動にも貢献してきました。
戦後は国内で培った経験を基に、より高所での挑戦を求め、農大山岳会(OB会)の支援のもと、ヒマラヤをはじめとする海外遠征を積極的に行ってきました。これまでにOB・学生が登頂した8,000m峰は、山岳部単独の登山隊によるものだけで5座を数え、個人参加の登山隊を含めれば、エベレスト、K2、カンチェンジュンガなど、10座以上の登頂を達成しています。
近年では、2016年に8,000m峰の一つであるマナスル東稜からの日本人初登頂を果たし、大きな成長を遂げました。フリークライミング、冬山登山、夏の縦走、アイスクライミングなど、多様な登山技術を磨きながら、新たな目標へと挑み続けています。
この度、「食と農」の博物館にて、農友会山岳部の歩みを紹介する特別展示を開催いたします。日本国内、ヒマラヤをはじめとする海外遠征、社会的に反響を呼んだ活動、そして登山の枠を越えて活躍する仲間たちの姿を、大学関係者や一般学生、地域の皆様に広く知っていただきたいと考えています。ぜひ、お越しください。
詳細
【開催日】令和7年6月4日(水)~令和7年6月7日(土)
令和7年6月10日(火)~令和7年6月14日(土)
令和7年6月17日(火)※日曜、月曜日は休館日
【時 間】9:30~16:30
【場 所】東京農業大学 「食と農」の博物館
〒158-0098東京都世田谷区上用賀2-4-28
【主 催】東京農業大学農友会山岳部・東京農業大学山岳会(OB会)