2025年度一般選抜入試問題・解答・出題の意図
入試問題
農学部
農学科
動物科学科
生物資源開発学科
デザイン農学科
応用生物科学部
農芸化学科
醸造科学科
食品安全健康学科
栄養科学科
生命科学部
バイオサイエンス学科
分子生命化学科
分子微生物学科
地域環境科学部
森林総合科学科
生産環境工学科
造園科学科
地域創成科学科
国際食料情報学部
国際農業開発学科
食料環境経済学科
アグリビジネス学科
国際食農科学科
生物産業学部
北方圏農学科
海洋水産学科
食香粧化学科
自然資源経営学科
解答
出題の意図
<英語>
本学の英語試験問題は、英語の4技能に関わる基礎力を測ることを目的としている。文法問題では構文や文法事項の理解を問う。長文読解問題は、自然科学および人文社会科学の幅広い分野のテキストを使用して内容の理解を問うのみでなく、情報を整理する力をみるために、図表を用いた問を出題することもある。英文を並べ替える問題では論旨展開を把握する力があるかを問う。正確な英文和訳・和文英訳ができるか、日常的な会話をスムーズに行う力があるか、なども評価の対象とする。様々な出題形式を用いて、受験生の語彙や文法の知識とそれらを運用する力を総合的に評価する。
<国語>
大学での専門的な学習の基盤として、「基礎的言語能力」と「論理的読解能力」は不可欠である。そこで本学の試験では、この2つの能力を多角的に測るため、分野を問わない多様な評論・論説文を題材とした長文読解の大問を2題、「近代以降の文章」から出題する。これにより、漢字・語彙の知識が定着しているかを確認するだけでなく、複雑な文章の論理構造を正確に読み解き、要点を的確に把握する能力を総合的に評価する。
<国語(外)>
長文読解を出題し、その題材は評論文・論説文を中心としている。文章のジャンルは芸術、文化、自然科学、人文、社会科学など幅広いものとなっており、様々な分野に興味を持つことができているかを問う。評論文や論説文に触れておくだけでなく、日本の文化や話題の親書や新聞のコラムなどを積極的に読み、読解力を定着させることが重要である。
また、日本語を正しく理解できているか、国語文法(四字熟語を含む慣用句や同音異字、接続語の正しい使い方など)が正しく定着しているかなどを問うことで、留学生および帰国生の日本語能力についても見極めている。
<数学>
本学の一般選抜の数学では、教科書の内容を基盤として出題範囲全体から幅広く問題を取り上げ、数学の基礎的理解と応用力を総合的に測定することを目的とする。各単元の定義や公式を正確に理解し、それらを適切に活用して課題を解決する力を評価する。与えられた条件を整理し、図やグラフを用いて数量的関係を把握する力と、状況に応じて解法を選択し、迅速に計算を進める処理能力を重視している。これらを通して、文理融合の学問である農学系の学びを支える柔軟な思考を表現する手段としての数学的素養が備わっているかを確認する。
<生物基礎 生物>
東京農業大学の生物の入試問題は、生物学的現象を科学的に理解し、論理的に思考するための知識と思考力を評価することを目的としている。問題は高校で学ぶ基礎的内容を中心に構成され、知識を問う形式だけではなく、与えられた資料やデータをもとに考察させる形式もある。これは、農学・生命科学分野で求められる「観察・分析・応用」の姿勢を確認することを意図している。また、実験や環境・生態・食・バイオテクノロジーなど農業と関連するテーマを通して、生物学の知識を実社会の課題に結びつけて考える力を測ることも意図している。
<化学基礎 化学>
東京農業大学入学後に必要であると考えられる能力があるかどうかを問うために、高等学校の化学基礎および化学の全範囲からバランスよく出題する。問題文や図表から必要な情報を正確に把握する能力、元素の周期律表、化学式、化学反応式、計算など化学に必要な知識を利用しつつ、指定された時間内で解決できる能力を測る問題を出題する。
<物理基礎 物理>
高等学校の物理基礎および物理の全範囲から幅広く出題する。教科書に書かれている基本的な内容を正しく理解した上で、物理的な思考力、判断力、計算力、表現力を応用して問題解決する能力を持つことで解くことができる問題を出題し、公式を単に暗記するだけではなく、その背後にある物理法則を理解し、公式を導く力を身につけているかを問う。また数値で解答する問題と文字式で解答する問題をバランスよく出題し、問題文を正しく理解し、適切な表現で論理的に説明できるかを確認する。
<歴史総合 日本史探究>
東京農業大学における日本史の出題は、「歴史総合」および「日本史探究」に準拠し、受験生が大学での学修に必要とされる基礎的な歴史理解力および思考力を有しているかを評価するものである。出題にあたっては、以下の観点を重視している。
① 資料読解と考察
地図、グラフ、史料、画像など、多様な資料を的確に読み取り、そこから必要な情報を抽出・整理し、論理的に考察する力を重視する。
② 歴史の流れの理解
個々の時代や事象に関する知識に加え、歴史全体の大きな流れや構造を把握しているかを問うものである。とくに、日本の歴史を東アジアおよび世界の動向との関連の中で理解する姿勢を重視する。
③ 多角的な視点での理解
政治、経済、社会、文化、外交など、さまざまな側面から歴史を総合的に捉え、時代ごとの特徴や分野間の相互関係を理解する力を求める。
<地理総合 地理探究>
高等学校の地理総合と地理探求の全範囲を対象として、三つの大問を設定し、合計40問程度の選択式問題を出題する。自然地理、人文地理、地誌の領域からバランスよく出題し、各領域における基本的な知識と理解の定着状況、思考・判断の能力および地図・統計・グラフ等の諸資料の読解力を総合的に確認している。食・農に関連する問題ではやや高度な内容や応用的な内容、産業や貿易に関する問題では最近の統計資料に基づく内容を含める場合もある。学習にあたっては、教科書を中心的な教材としつつ、地理資料集や統計資料集を用いて理解の深化を図ることが望まれる。
<歴史総合 世界史探究>
高等学校の世界史に関わる基本的な知識、思考力、判断力を身についているか、総合的に評価することを意図して出題している。そこで、歴史総合の世界史に関する範囲および世界史探究の全範囲から、高等学校で使用している教科書および資料等に記載されている範囲で出題している。問題は4つの大問からなり、時代・地域・分野に偏りがないよう構成し、世界史に関する基礎学力を総合的に身につけているのか判定する。
<公共 政治・経済>
本学の入試では、高等学校の公共および政治・経済の全範囲から出題します。この試験は、本学で学ぶ専門的な科目を理解するために必要な基礎的な学力が備わっているかどうかを判定するためのものである。
特に公共は、人間と社会の在り方についての見方・考え方を働かせ、現代の倫理、社会、文化、政治、法、経済、国際関係などに関わる諸課題を追究したり解決したりする活動を通して、グローバル化する国際社会に主体的に生きる平和で民主的な国家及び社会の有為な形成者に必要な公民としての資質・能力を育成することを目標としている。本試験では、この修得度合を確認することを評価の柱とする。
