地域環境科学部
学部基本情報
私たちが毎日生活を送っている、山村・農村・都市といった諸地域には、過疎化の問題、農林業の問題、人口の集中などといったさまざまな問題が山積しています。輸送機関やインターネットの発達により、グローバリゼーションが急速に進行し、生活が便利になった反面、深刻な環境問題、資源エネルギー問題の解決を迫られています。このような問題を解決するためには、私たちの生活を見直し、地域を自然と調和させていくしか道はありません。地域が豊かになれば、私たちの生活も豊かになります。グローバル化で世界の元気な地域がつながり、共に手を携えれば、地球自身を豊かにすることもできます。それが、地域環境科学部がモットーとする“Think globally,Act locally”(地域での行動から地球環境に貢献する)なのです。
本学部は、森林総合科学科、生産環境工学科、造園科学科、地域創成科学科の4学科で構成され、各学科では、自然と人間が共生できる循環型社会の実現を目指して、専門的知識と技術を身につけます。
学科一覧
学部国際化推進の活動
講演/コロキウム
留学プログラム
学部連携海外協定校
Khon Kaen University (Faculty of Agriculture)
Chonnam University (Faculty of Agricultural Sceience)
Inland Norway University of Applied Sciences (Faculty of Agricultural Sciences)
教養分野
学部共通施設
奥多摩演習林
奥多摩演習林は、首都圏にもっとも近い山岳公園である秩父多摩甲斐国立公園内に位置しています。奥多摩町氷川から雲取山へ向かう主尾根の登山道沿いに面し、JR奥多摩駅から徒歩にて1.5時間ほどの距離にあります。面積は約120haであり、スギ、ヒノキ、カラマツなどの植林地と、ミズナラ、クリ、シラカバなどからなる天然性の森林で構成されています。施設として学生等の研究及び教育活動の際に拠点となる研修センターのほか、日本全国から集めた銘木を適材適所に利用して,日本古来の伝統的技法により建築された資料館が利用できます。
演習林では主に、森林のしくみや動植物との関係、森林の育成方法、森林の環境的機能の仕組み、林道の設計、林業機械などについて研究および教育活動を展開しています。本学学生の卒業研究や大学院における研究の受け入れのほか、これまで
地方公共団体、他大学及び民間企業の研究利用等も受け入れています。また、演習林で伐採された木材は世田谷キャンパス・サイエンスポート大階段などの大学施設においても使用されています。
奥多摩演習林ライブ配信中!
奥多摩演習林を360度ビデオカメラでライブ配信しています。森の様子を地面から樹冠まで見回せます。森の音も聞こえます。(スマートフォンではYouTubeアプリでご覧下さい。)