東京農業大学

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未来の地球をバイオで拓く

沙漠化土壌の修復と土壌生成の加速化

農芸化学科

森林破壊や過放牧で沙漠化した半乾燥地が、世界各地で広がっています。雨が少ないので塩類が地表に溜まり、植物が生育しにくくなっています。このような荒廃地に塩類に強い微細藻類を育てて土壌の修復と生成を加速化する研究を進めています。

プライミングエフェクトで蓄積リンを可給化

農芸化学科

少量の炭素を土壌に入ると土壌微生物が活性化して土壌中の炭素が大きく減少する現象をプライミングエフェクトと言います.土壌微生物が活性化すると,土壌中に蓄積された肥料成分(蓄積リン酸)が可給化され,より効率的な作物生産ができるので,資源採掘などによる環境負荷が少ない農業技術の開発に取り組んでいます.

嫌気性菌と乳酸菌でバイオ水素生産の未来を変える

醸造科学科

「水素社会」に向けて微生物による水素生産技術が研究されていますが、雑菌汚染の問題に直面しています。我々は、嫌気性菌Megasphaeraと乳酸菌による「乳酸駆動型暗発酵法」が、この問題を解消できることを発見しました。特殊な能力を有するこの嫌気性菌がバイオ水素生産を社会実装に導くゲームチェンジャーになると期待しています。

高温メタン発酵による生分解性プラスチックの分解

醸造科学科

石油由来のプラスチックの代わりに微生物による分解が可能な生分解性プラスチック(BDP)の利用が世界的に注目されています。当研究は、高温メタン発酵によるBDPの分解および再資源化に関する研究に取り組んでいます。BDPの分解機構を解明することで、効率的にBDPを再資源化する技術開発を目指しています。

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