東京農業大学

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未来の地球をバイオで拓く

医薬や農薬につながる有用物質を有機合成のちからで創造する

農芸化学科

動・植物や昆虫、微生物など生物が作り出す化合物には、除草活性や抗菌活性、抗腫瘍活性など、有用な生物活性物質を持つものがある。「有機合成」のちからで、このような化合物をフラスコ内で人工的に合成、さらに天然物の活性を超えるような機能分子・有用物質を創出することで、医薬や農薬などの開発に貢献することができます。

清酒製造中に麹菌により生成される新規配糖体の発見

醸造科学科

清酒は米デンプンの分解とアルコール発酵が並行して進む、独特の製造工程で造られます。複雑で多様な化学反応の産物である清酒には、いまだに未同定の数百の化合物が含まれると予想されます。先端的分析技術を利用することで、伝統的な清酒製造工程で麹菌により生み出される化合物を数多く発見しています。

食材に含まれる天然生理活性物質の構造解析

食品安全健康学科

食材中には生命維持に働く五大栄養素だけでは無く、血圧、血糖値、あるいは免疫といった生理機能を調節する生理活性物質と呼ばれる有機化合物が含まれています。特定の食材にのみ含有される天然生理活性物質の化学構造と活性発現機構との関係を明らかにするため、最新の機器分析技術を駆使して構造解析に取り組んでいます。

食用植物に含まれる血糖値の上昇を抑える成分の探索

栄養科学科

日本は糖尿病患者数が増加しており、その発症の予防は重要である。植物から血糖値の上昇に関わる酵素反応を抑制する成分の探索研究を行った結果、血糖値上昇抑制効果が期待されるペプチドが発見された。現在、そのペプチドを含む機能性食品の開発研究を行っている。

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