東京農業大学

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未来の地球をバイオで拓く

サイトカイン産生組換え乳酸菌による腸管免疫の調節

農芸化学科

免疫細胞が作り出すサイトカインには免疫応答を直接的に制御する作用があります。このサイトカインを遺伝子組換えにより乳酸菌に作らせることができ、この組換え乳酸菌は腸管内で免疫系に働きかけることでワクチンや医薬として利用できる可能性があります。

微生物が生産する抗菌活性物質を探索する

農芸化学科

抗生物質とは、ある微生物が他の微生物の生育を阻害する効果を示す物質の総称です。様々な抗生物質が発見され、医薬品として活用されています。より利便性の高い抗生物質の創出を目的として、その探索や生合成遺伝子の改変による人工的な抗生物質を創り出しています。

発酵漬け汁の放線菌が“くすり”をつくる-

醸造科学科

くさやの製造に使う発酵漬け汁「くさや汁」には、天然の抗生物質が存在すると考えられています。私たちは「くさや汁」から抗生物質として利用される“くすり”をつくる放線菌を発見しました。これを機に発酵食品の中で生きている微生物と微生物のつくる“くすり”の医療・産業的利用に向けての新しい展開が期待されます。

麹菌の生物活性物質コウジ酸の合成制御のメカニズム

醸造科学科

コウジ酸はその名の通り麹から見つかった物質で、「Kojic acid」として世界中で利用されている生物活性物質であり、メラミン合成を阻害することによる肌の美白効果が知られています。本研究は麹菌がどのような制御機構でコウジ酸を作るのかについて分子レベルで明らかにすることで麹菌を広く利用することを目指しています。

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