東京農業大学

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未来の地球をバイオで拓く

有用遺伝子座を見つけて作物の機能を改善

農芸化学科

現代の作物育種では単に収量や品質を向上させるだけでなく、様々な不良環境でも生育・収量を確保するのに有利な生理機能の向上が求められています。私たちは国内外の遺伝資源施設から取り寄せた多くの品種の不良環境耐性とその耐性機構を支配する遺伝子を特定し、実用品種に導入することを目指します。

突然変異を利用してコメの栄養分を強化

農芸化学科

イネ突然変異体の中で鉄などの無機元素を多く蓄積する個体を探索しました。そのような変異体の1つから、コメに鉄分を多く蓄積できる遺伝子変異を同定しました。さらに、この遺伝子変異を優良品種に付与するために、「ゲノム育種」という手法を用いています。ヒトの健康に役に立つ新しいイネ品種開発を進めています。

沖縄在来大豆の味噌製造適性について

醸造科学科

沖縄県では在来大豆を利用しようという取り組みの中で大豆の栽培が行われていますが、在来大豆の加工適正についてはわかっていません。そこで、味噌製造への適性について調べるために、仕込み、成分分析、官能評価を行っています。在来大豆を利用した味噌製造を目指し、地域活性化に繋がることに期待します。

ビル屋上での醸造用ブドウの栽培とワイン醸造

醸造科学科

近年、都市部の夏の気温上昇は深刻であり、対策として屋上緑化が注目されています。醸造用ブドウは乾燥地帯原産で、屋上緑化に適性が高い可能性が考えられます。そこで将来、東京中の屋上でブドウ栽培が行われる様になることを目指し、ビルの屋上でも丈夫に育ち、高品質なワインを生産できるブドウ品種を選抜しています。

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