東京農業大学

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未来の地球をバイオで拓く

低炭素社会へ.ネガティブエミッション機構の解明

農芸化学科

日本には世界でもまれに見るほど炭素を貯め込むことができる土壌があります.一方で,炭素を貯め込むことの出来ない土壌もあります.なぜこのような違いが起こるのかについては,未だ明らかにされていません.私達は土壌に炭素が貯まるメカニズムを明らかにし,低炭素化社会実現に向けた研究に取り組んでいます.

土壌からの温室効果ガス放出を制御する

農芸化学科

地球上の土壌中の炭素含量は大気中の二酸化炭素量の2倍以上あります。一方、メタンは1分子当たりの温室効果ガスが二酸化炭素の20倍以上あり、主に水田や湿地から放出されています。水田にメタン生成を抑制できる資材を入れたり、堆肥を組み合わせてメタン放出量の制御と水稲生産の両立をめざしています。

国内未利用資源の肥料化で持続可能な農業を推進する

農芸化学科

肥料は植物の生育に必須ですが、日本は化学肥料の原料の大部分を海外からの輸入に頼っています。一方で、国内には肥料成分を豊富に含むが有効利用されていない未利用資源が沢山あります。私たちは、国内で排出される様々な農業未利用資源に着目し、肥料としての効果を明らかにし有効利用の推進を目指しています。

土壌を健康にして植物を病気にさせない

農芸化学科

全国の野菜産地では植物が病気になり枯れてしまう土壌病害が多発し大きな問題となっています。そのような農地の健康状態を調べると、土壌がメタボ化してることが分かりました。私たちは、土壌を健康にすることで植物の病気を減らすことができないか、その関係性や対策について研究を進めています。

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