東京農業大学

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未来の地球をバイオで拓く

様々な培養細胞に対する食品成分の毒性評価

食品安全健康学科

私たちが口にする食品はもちろん、肌につける化粧品も含めて、これまでは動物を使って、毒性がないかどうか調べられてきました。しかし、動物愛護の観点から、できるだけ動物実験以外の方法で毒性評価ができないかという社会的要求が高まっています。そこで、培養細胞を使って詳細な毒性評価が出来ないか、代替法の確立を試みています。

アレルギー反応に対する食品の毒性・機能性評価

食品安全健康学科

厚生労働省の調査によると、国民の3人に1人が何らかのアレルギー症状を自覚していると報告されており、アレルギーは国民病の1つとなっている。そのアレルギー症状に対して食品中に含有されている生理活性物質が影響していないか、影響している場合、どのような作用メカニズムでどのような影響を与えているのかを検討しています。

潰瘍性大腸炎に対する食品の毒性・機能性評価

食品安全健康学科

潰瘍性大腸炎は、原因が不明で根治的治療法が確立されておらず、難病に指定されている炎症性腸疾患です。この病気を実験的に解明するため、マウスにヒトと同様の病態を誘発し解析しています。その実験から病態の増悪因子を特定し、新たな機能性成分を見出すことも視野に入れて研究を展開しています。昨今では動物実験だけでなく、腸管由来細胞を用いた代替法にも取組んでいます。

食品成分の網羅的解析による安全性評価

食品安全健康学科

食品成分の網羅的解析とは、既知、未知問わず多くの成分を同時に検出し、得られた成分の全体像から食品を評価する分析手法です。この技術を用いることで、食経験の乏しい(なじみのない)食品や、バイオ技術により作られた新規開発食品などに対応した、新しい時代に求められる食品安全性評価方法の確立を目指しています。

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