東京農業大学

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学生が挑む!研究紹介

レクチンを使って、植物の糖鎖構造を解明

2010年10月15日

平成22年3月卒 植物バイテク研究室 キーコーヒー(株)勤務 川島弘之

植物の体は、セルロース等の糖鎖成分で構成されていることはよく知られています。植物の組織は同じ糖鎖で出来ているのではなく、その組織によって糖鎖が異なっていることを調べました。それを示すために、レクチンというタンパク質を使いました。レクチンは、動物の糖鎖分画や組織染色に用いられる試薬です。前例はほとんどないのですが、私はこのタンパク質を植物の糖鎖研究に使ってみました。レクチンが植物のどんな糖鎖に結合しているのかその構造を分析するところから始め、蛍光標識したレクチンを使って植物の切片を染色し、特別に修飾された多糖鎖が植物の限られた器官に分布していることを明らかにしました。朝から晩まで研究に没頭し、苦労のあとの成功の充実感はとても印象に残っています。研究室では、研修旅行の企画・立案を任され、四苦八苦しながら、計画を立てました。この経験は、自分を成長させる良い経験になりました。

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