ホーム研究活動学生が挑む!研究紹介東京近郊「植木の街」の、文化的景観の価値を検証 東京近郊「植木の街」の、文化的景観の価値を検証 2010年10月15日 平成22年3月卒 ガーデンデザイン研究室 (株)KRC勤務 森川真由 東京からわずか20km、「植木の街」を知っていますか? 埼玉県安行地区(川口・鳩ヶ谷市)は、江戸時代から続く 日本有数の植木生産地。400軒もの植木屋、造園屋、盆 栽屋が軒を連ねる様は、まさに都会の庭。私の卒論の研 究対象地域です。安行地区の自然的、歴史的、また生業 上の特性を調査して、未来に残すべき文化的景観として の価値を検証しました。文化的景観とは、人と自然の相 互作用で文化的価値をもつにいたった景観です。安行の 植木畑の景観は、文化的景観の重要地域として知られて います。調査の過程で、何度も安行に足を運びました。夏 期休暇中に参加した10日間の短期研修プログラムでは フランスを訪ね、遠くまで広がる丘陵地帯や美しく花で彩 られた集落、ポプラのある湖畔など、フランスの文化的景 造園科学科 観の一端にふれることもできました。 前のページ 次のページ