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学生が挑む!研究紹介

専門用語や学術英語の飛び交う講義の内容をレコーダーに録音して家でノートをまとめました

2015年1月22日

平成25年3月卒 動物発生工学研究室 医療法人財団順和会山王病院勤務 嵐真帆

専門用語や学術英語の飛び交う講義の内容を レコーダーに録音して家でノートをまとめました嵐 真帆バイオテクノロジーって、おもしろそう  高校で生物の勉強をはじめたときから「胚操作」の技術に興味がありました。高校2年生のときにキャンパス見学会ではじめて東京農大を訪れて、研究室の先生方や先輩方のお話を実際に聞き、産婦人科で受精卵を扱う「胚培養士」という職業があることを知りました。その後、調べるうちにその仕事の尊さがわかり、胚培養士への興味がふくらみました。高校3年生になり、あらためて細胞や遺伝子を操作するバイオテクノロジーがおもしろそうと感じたこと、また胚培養士への志望がより強くなったので、「実学主義」をかかげる東京農大のバイオサイエンス学科を第一志望に受験し、公募制の推薦入試で合格できました。 1つひとつの知識が自分のものになる楽しさ  入学前に思っていた通り、温かく落ち着いた雰囲気の大学だったので、安心して勉強と学生生活の両面を楽しみ、とても充実した時間を送ることができました。大学の授業は高校までの一般教科主体の学習とちがって、学ぶ分野が専門的で目的も明確なため、1つひとつが自分の知識となっていくことを実感できるのが楽しかったです。  ただ専門科目の講義では、先生が話す内容に私の知らない専門用語がいつもたくさん出てきて、ノートをとるのも苦労したので、毎回授業をICレコーダーに録音して、通学中や帰宅後に聞き返してノートをまとめ直しました。それでもわからない英語の専門用語については、授業終了直後に図書館にかけこみ調べることもありました。図書館にはいつも一生懸命勉強をしている熱心な学生がたくさんいて、いい刺激になりました。また同級生に知識の豊富な人が多いことにも驚きました。  実習授業では、2年次のときに学生が一人ずつマウスを解剖したことが印象に残っています。とても小さな体なのに人間と同じ臓器がちゃんと全部あって、生き物の尊さをしみじみと実感しました。 胚培養士をめざして  推薦入試で合格して、胚培養士を志望する気持ちがますます強くなったので、入学当初から3年生になったら絶対に動物発生工学研究室に所属しようと決めていました。実際の研究室活動では、研究が予定通りに運ばないことも多く、研究は想像していたよりもはるかに大変でした。  胚培養士に必要な基本技術を習得したかったので、卒業研究ではICS(I 卵細胞質精子注入法)を用いた研究を選択。実験の際にはマウスの飼育環境や卵子の質、精子の活性具合が実験結果に大きくかかわるため、自分の技術を高めることに重点をおきながらも、まず「生き物を相手にしている」ということの重要性と大変さを感じました。また、日々の実験の積みかさねによって、技術を確実に自分のものとして身につけていかないと、新たな実験は絶対に成功しないことも学びました。参考書で理論を勉強していたときとは違い、実現させることの大変さや、すでに明らかにされている研究成果がどれだけ凄いことなのかを改めて知りました。  卒業した現在は、都内の病院で念願の胚培養士として勤務しています。今後は1人でも多くの人の生命誕生の希望について役立ちたいと思っています。

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