東京農業大学

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学生が挑む!研究紹介

害獣から人里を守る、里守り犬の行動を分析

2010年10月15日

平成22年3月卒 伴侶動物学研究室 農業高等学校勤務(講師) 和田郁香

野生動物による農作物や生活被害が相次いでいます。 その原因は、森林と人里を隔てていた里山の管理不足や、 開発や環境変化による野生食料の減少など、さまざま取 りざたされますが、周辺農家にとっては死活問題。山梨県 は、山梨原産の甲斐犬を、野生動物から人里を守る「里守 り犬」として育成する事業に着手しています。私は、里守 り犬認定委員会が今後定めることになる認定基準の裏づ けになればと、甲斐犬の行動特性を研究しようと考えま した。研究では、まず育成訓練の様子を撮影することから はじめ、その映像から犬の行動を解析し、統計処理をおこ ないました。東京農大にあっても、バイオセラピー学科は、 日常に身近な動植物が学べる学科です。その点が、産業 面を重視する農学科や畜産学科との大きな違いではな いでしょうか。植物からのアロマオイルの抽出や、犬の訓 練といった実習もあります。植物にも動物にも興味のあ る人に、オススメします。

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