東京農業大学

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学生が挑む!研究紹介

野生動物から地球環境を考える

2010年10月15日

平成20年3月卒 家畜衛生学研究室 海外青年協力隊(予定) 松尾雄平

野生動物の存在は地球環境を考えるうえでの重要な指標です。野生動物が減少する時、私たちの住む地球には何らかの変化が起きていることになります。近年、2400mの高山帯にのみ生息するニホンライチョウの生息数が減少しています。私たちは、減少原因の1つとして考えられている住血原虫の感染に着目。毎月1回、ライチョウの生息地である長野県白馬村で採材活動を行い、住血原虫を媒介する生物の特定を試みました。採材は夜間がメインなので、ほとんど野宿のような状態。昼間は移動と休息、そして夕方6時ごろから一晩中採材に励むという大変な作業でしたが、この採材活動を通して「自らの足で動いて、目で見て、肌で感じる」学び方を体感できました。この経験を生かしてこれからも、世界の人々の鼓動を肌で感じ、多くの人々の文化に触れていきたいと思っています。農大で学んだ畜産技術や「学び方」を、多くの人々に伝えていきたいですね。

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