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ニュースリリース

光合成微生物シアノバクテリアにおける硫酸多糖の合成・調節系を解明|バイオサイエンス学科 前田 海成日本学術振興会特別研究員PD 渡辺 智准教授

2021年6月16日

教育・学術

 東京農業大学生命科学部バイオサイエンス学科の前田 海成 日本学術振興会特別研究員PD、渡辺 智 准教授、東京大学の池内 昌彦 名誉教授らの研究グループは、光合成微生物であるシアノバクテリアの一種Synechocystis sp. PCC 6803が、新規硫酸多糖を細胞外に蓄積することで水の華(アオコ)とよく似た凝集体を液面に形成することを発見し、その硫酸多糖の合成と制御に関わる遺伝子を網羅的に同定しました。

詳細情報

「光合成微生物シアノバクテリアにおける硫酸多糖の合成・調節系を解明」

  • 光合成微生物であるシアノバクテリアの一種Synechocystis sp. PCC 6803が、細胞外に硫酸多糖を蓄積して水の華(アオコ)とよく似た凝集体を液面に形成することを発見しました。
  • この種が蓄積する硫酸多糖をシネカンと命名し、その化学組成を明らかにしました。
  • シネカンの合成と制御に関わる遺伝子群を網羅的に明らかにしました。バクテリアにおける硫酸多糖の合成制御系の解明は本研究が初となります。
  • 硫酸多糖合成制御系の遺伝子改変により硫酸多糖の蓄積量が大きく増加しました。
  • 硫酸多糖は化粧品材料や医薬品として注目されている多糖類であり、本研究によりバクテリアを用いた硫酸多糖の生産や組成改変などの応用研究の発展が期待されます。

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