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ニュースリリース

「令和6年能登半島地震」復興支援 映画「一献の系譜」チャリティ上映会を開催

2024年2月2日

教育・学術

東京農業大学は1月28日(日)、世田谷キャンパスにて「令和6年能登半島地震」復興支援を目的とした映画「一献の系譜」チャリティ上映会を開催しました。

当日は学生・教職員・卒業生ら有志により運営され、300名以上 の方が来場、上映会を通じた支援総額は 1,132,552円 となりました。集まった支援金は「ほくりく未来基金」に全額寄付します。

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学内外から多くの方が来場

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上映会開始前に黙祷

東京農業大学は石川県と「世界農業遺産を通じた国際貢献に関する連携協定」を締結しており、教育プログラム等の展開を通じて人材育成による開発途上国の地域活性化に取り組んでいます。

映画「一献の系譜」上映会には会場の百周年記念講堂に300名以上の方が来場し、スクリーンに映る能登の美しい風景や能登杜氏の後継者問題、仕事への姿勢や想い、人とひとが紡ぐ物語を知り、震災前の能登地域について理解を深めていただきました。

上映会のあとには東京農業大学卒業生の桐本 瑛生さん(輪島キリモト)と山本 亮さん(里山まるごとホテル 代表取締役)が震地震発生時の状況や、その被害の大きさを伝えました。山本さんは映画「一献の系譜」にも登場した醸造科学科卒業生の杜氏・白藤 暁子さん(白藤酒造店)のメッセージも代読。白藤さんからは震災直後すぐに東京農業大学の酒造仲間が駆け付けて醪(もろみ)救出の手助けをしてくれたこと、東京農業大学のネットワークが復興の力になること等が語られました。

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桐本 瑛生さん(輪島キリモト)

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山本 亮さん(里山まるごとホテル 代表取締役)

現在、能登半島の最北部・奥能登は甚大な被害を受け、これから仕事や生活を考えていかなければいけない状況。中能登、口能登は大きな被害を受けつつも日常を取り戻しているところもあり、金沢や加賀の辺りはこれまで通り、観光に出かけて消費をしていただく事が復興支援になると伝えられました。

会場では能登商品の予約販売や能登復興に向けたワークショップも実施。かつて東京農業大学 大学院で輪島市を研究していた本多 秀行さん(合同会社plough 共同代表)らが、能登かきや漆器などの魅力を伝え、直接的な支援を呼びかけました。

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ホワイエでは能登商品の予約販売を実施

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能登かき

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漆器

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参加者からのメッセージをもとにワークショップを実施

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来場者と継続した支援の大切さを共有

東京農業大学は今後も、これまでに関わってきた被災地への復興支援における知見や技術を生かして、被災地域の皆さまとの対話を継続し、復興を支援していきます。

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