東京農業大学が第39回「東南アジア農学系大学院コンソーシアム理事会」に理事大学として出席
2026年10月22日
国際交流・留学
第39回「東南アジア農学系大学院コンソーシアム理事会」(39th SEARCA-UC Executive Board Meeting )が10月7日~9日、インドネシア・ボゴール市のボゴール農科大学(IPB University)キャンパスにて開催され、東京農業大学が理事大学として出席しました。
理事会にはインドネシア3大学、マレーシア1大学、タイ2大学、フィリピン4大学、台湾1大学、日本1大学の6カ国・地域の12大学から、理事会メンバーとSEARCA-UC各種プログラムにかかわるUC-コーディネーター等40名が出席しました。
東京農業大学からは三原 真智人 副学長(国際担当)とUC-コーディネーターとしてグローバル連携センター 岩井 慎一 事務部長が出席し、東南アジア諸国農学系大学との大学間連携ネットワークの更なる強化に向けて対話をおこないました。
「東南アジア農学系大学院コンソーシアム(SEARCA-UC)」は、東南アジア地域を中心とした農学系大学院間における連携促進を通じ教育研究の発展を目的とした国際コンソーシアムです。現在7カ国・地域15大学が加盟し、東京農業大学は国内唯一の加盟大学です。

東南アジア諸国農学系大学との連携に関する経緯と実績
東京農業大学と東南アジア諸国農学系大学との学術交流の歴史は古く、東京農業大学は農学を通じて最も東南アジア諸国へ貢献している大学といえます。その歴史は、文部科学省「日本学術振興会 拠点大学方式(農学)による学術交流事業」(1978年~1998年)にはじまります。本事業では、日本と東南アジア諸国の農学系大学及び農学系高等教育研究機関との連携により、20年間、人物交流、国際共同研究、国際セミナーを実施しました。人物交流は、東南アジアから日本へ、インドネシア315名、タイ506名、フィリピン348名、マレーシア28名の計1,197名の大学教員・研究者を学術交流のため招へいしました。また、日本から東南アジアへ、インドネシア415名、タイ537名、フィリピン425名、マレーシア33名の計1,410名の東京農業大学教員・研究者と他大学農学系学部教員・研究者を派遣しました。国際共同研究は、インドネシアで18件、タイで19件、フィリピンで18件の計55件のプロジェクトを実施しました。国際セミナーは、インドネシア4回、タイ7回、フィリピン4回、日本で8回の計23回開催しました。
この実績が、タイ・カセサート大学(1988年)、インドネシア・IPB大学(1996年)、フィリピン大学ロスバニオス校(1996年)、ベトナム国立大学(1998年)、マレーシアプトラ大学(2004年)とそれぞれ学術交流協定を締結し、2004年には、日本の大学として唯一、SEARCA-UCに加盟できたことにつながっています。
加盟大学一覧(2026年10月1日現在)
インドネシア:IPB大学、ガジャマダ大学、ブラビジャヤ大学
マレーシア:プトラマレーシア大学
タイ:カセサート大学、マエジョー大学
フィリピン:フィリピン大学ロスバニオス校、セントラルルソン州立大学、ビサヤ州立大学、セントラルミンダナオ大学
台湾:国立台湾大学
カナダ:ブリティッシュコロンビア大学、アルバータ大学、ダルハウジー大学
日本:東京農業大学
東南アジア農学系大学院コンソーシアム(Southeast Asian University Consortium for Graduate Education in Agriculture and Natural Resources。略称SEARCA-UC)は、東南アジア農学系大学院学術研究地域センター( Southeast Asian Regional Center for Graduate Study and Research in Agriculture。略称SEARCA)の関連組織です。SEARCAは、東南アジア教育大臣機構(Southeast Asian Ministers of Education Organization。略称SEAMEO)によって設立された非営利の地域センターであり、東南アジア地域における農業および農村開発の推進を目的としています。
