「里山から考える能登復興プロジェクト」研究報告会を輪島市三井町で開催
2026年3月18日
教育・学術
能登半島地震からの復興をテーマとした研究、東京農業大学戦略研究プロジェクト「アテ林業の防災力を発揮させる能登地震からの創造的復興に関する研究」(研究代表:地域創成科学科 教授 町田 怜子)の2025年度研究報告会を、石川県輪島市三井町の仮設住宅において開催しました。
当日は、東京農業大学ガストロノミープロジェクト「能登の復興を支える“食”の力」(研究代表:デザイン農学科 教授 野口 治子)の活動と併せて、「東京農業大学能登有志の会」による学生の活動報告も行われました。
また、東京農業大学卒業生であり、のと復耕ラボ代表の山本 亮さんより、能登・三井町で取り組まれている森づくりの活動についても紹介いただきました。
報告会では、以下の研究・活動報告が発表されました。
①アテ林の根がもつ土壌を補強する力
―ヒノキアスナロ(Thujopsis dolabrata var. hondae)の水平根による土壌補強強度―
森林総合科学科 治山緑化工学研究室
津ヶ谷 貴大(4年)、橘 隆一 教授、佐藤 貴紀 助教
②能登の古材の価値と復興産業としての展開
―古材活用スキーム:常時販売と災害時活用を事例として―
地域創成科学科 地域デザイン学研究室
茂木 もも子 准教授、田中 海渡(4年)
③里山を通じて生まれる「新しいつながり」
―震災の復旧期から復興期における関係人口に関する研究―
地域創成科学科 地域デザイン学研究室
小岩 将也(4年)、町田 怜子 教授
④学生ボランティアの体験報告
(里山の茅刈体験・サツマイモスプレッドづくり)
東京農業大学 能登有志の会
小曽根 悟雲(国際食農科学科 植物生産学研究室 3年)
⑤能登・三井町での新しい森づくり
―のと復耕ラボが2025年度に行った森づくりの取り組み―
のと復耕ラボ代表 山本 亮さん
地域住民の皆様との意見交換も活発に行われ、地域で受け継がれてきた山の知恵や研究への期待を直接伺うことができました。研究成果と地域の知恵を共有しながら、能登の復興と未来について考える貴重な機会となりました。
なお、本報告会の様子は、2025年3月11日付の北國新聞にも掲載されました。


学生の発表の様子


のと復耕ラボ 山本 亮さんの報告

地域の皆様との意見交換会の様子
