日本雑草学会 学術研究部会「小規模農業における雑草の利用管理研究会」開催のお知らせ
2023年11月30日
お知らせ 教育・学術
12月16日(土)、国際食農科学科 宮浦 理恵 教授が世話役を務める日本雑草学会 学術研究部会「小規模農業における雑草の利用管理研究会」(照葉樹林文化研究会共催)をオンラインにて配信します。
小規模農業において、雑草を積極的に利用し植生・管理を維持していくことは、食料危機の際の安全保障とともに農生態系への外来雑草の侵入と増殖に対するリスクヘッジとなり得ます。
本研究部会では、熱帯・亜熱帯地域における雑草の利用事例をもとに、人の営みが及ぼす農生態系へのインパクトと地域で培われてきた雑草の伝統的利用法の継承について議論します。
尚、本研究部会は、一般社団法人 日本雑草学会の補助を受けて開催します。日本雑草学会員に限らず一般の方も無料で参加可能です。
日本雑草学会 学術研究部会「小規模農業における雑草の利用管理研究会」
【日 時】2023年12月16日(土) 14:00-16:00
【開催方法】Zoomにてオンライン配信
※事後にアーカイブスの公開予定はございません。
※参加費無料
【内容】
14:00-14:05 | 世話人挨拶 世話人 宮浦 理恵(東京農業大学 教授) 山口 裕文(元東京農業大学 バイオセラピー学科 教授・大阪府立大学 名誉教授) |
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14:05-14:30 | 沖縄の薬草食と農耕祭祀の関わり―先島諸島の聞き書き― 玉木 陸斗 東京農業大学 宮古亜熱帯農場 |
14:30-14:50 | 食用および雑草スベリヒユの生育特性の比較 塙 望恵美・宮浦 理恵 東京農業大学 国際食料情報学部 国際食農科学科 教授 |
14:50-15:10 | 中尾佐助スライドDBにみる西アフリカとフィジーのスベリヒユ 山口 裕文 大阪府立大学 名誉教授 |
15:10-15:30 | 食の外部化による雑草食消滅の危機―インドネシア・西ジャワ州農村における事例― 宮浦 理恵 東京農業大学 国際食料情報学部 国際食農科学科 教授 |
15:30-16:00 | 総合質疑 |
参加方法
事前登録制
※12月 13日(水)締切
※登録された方のメールアドレスにZoom URLをお送りします。