食香粧化学科の学生たちが考案する「青玉ゆず」を活用した新メニューのお披露目会の模様が各種メディアより紹介 ~食を通じて地域の課題解決に貢献~
2023年7月31日
メディア 教育・学術
食香粧化学科の学生たちが考案する「青玉ゆず」を活用した新メニューのお披露目会の模様が各種メディアより紹介されました。
高知県北川村で摘果される「青玉ゆず」は「黄玉」に比べて出荷量が少なく、「青玉ゆず」の販売に力を入れていきたいと考える北川村は、これまで東京農業大学 食香粧化学科とともに課題解決に取り組んできました。
7月22日(土)、食を通じて地域の課題解決に取り組む食香粧化学科の学生たちが、東京農業大学の客員教授の熊谷 喜八シェフ(レストランKIHACHI創業者)監修のもと開発した「青玉ゆず」を活用した新メニューのお披露目会が北川村の「カフェ モネの庭」にて開催され、メニューを開発した2年次学生2名(開発時は1年生)を含む東京農大関係者が招待されました。
背景
東京農業大学 生物産業学部は2022年、サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社と包括連携協定を締結し、食香粧化学科では共同研究を実施中です。
この内ひとつが北川村で摘果される「青玉ゆず」の有効活用で、香気成分、不揮発成分の特徴について6月17日の「一般社団法人日本食品保蔵科学会第72回(熊本)大会」にて食香粧化学科の⾦嶋 泰 助教、⼭本 久美⼦ 助教、妙⽥ 貴⽣ 教授、野島 聡 教授、⼭﨑 雅夫 教授が連名で発表しています。
ユズ果実の成熟に伴う成分変化の解析
⾦嶋 泰*1、⼭本 久美⼦*1、妙⽥ 貴⽣*1、野島 聡*1、中原 光⼀*2、鈴⽊ 雄⼀*2、⼭﨑 雅夫*1 (東京農業大学 ⽣物産業学部・食香粧化学科*1、サントリーグローバルイノベーションセンター*2)
今回の新メニューお披露目会は、この共同研究課題の一部である食メニュー開発の成果を北川村にフィードバックした結果です。北川村における課題解決を学科プロジェクトとして取り上げました。